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2016年9月1日

9.4は「櫛の日」。当日限りの「お六櫛フェア」開催します!

髪をいたわり、櫛を大切に扱うことを認識してもらうため、

美容関係者らが1978年に制定した「櫛の日」。

現在は、櫛のほとんどがプラスチック製ですが、
昔ながらの硬い材質の木の良さが改めて見直され、木製の櫛の人気が高まっています。

 

今回、9月4日の「櫛の日」にちなみ、お六櫛フェアを開催します!

 

oil
田立屋では「お六櫛」お求めのお客様に、
お六櫛を生涯使っていただくために「椿油」をプレゼント致します!
椿油として有名な大島椿油を使った、質の高い椿油です。
櫛のお手入れにお使いください。

9月4日当日限定ですので、お見逃しなく!
(なお、プレゼントの数に限りがございます。品切れの際はご容赦ください。)
 

このお六櫛は、今年5月にも工芸の五月に際し、
TADACHIYA2階にてお六櫛の展示会をさせていただきましたので、
ご存知の方も多いかと思いますが、
ざっとご紹介させていただくと、
 
300年以上も昔、信州・木曽にお六という女性が原因不明の頭痛にひどく悩まされていました。
御嶽山に登り、頭痛が治ることを祈っていたある夜、
“ミネバリの木で櫛を作り、その櫛で髪を梳けば、頭痛が治るであろう”というお告げを受けました。
一抹の思いで、早速作って髪を梳いてみたところ、不思議と頭痛が治まったそうです。
以来、その櫛を道行く旅人や同じ悩みに苦しんでいる人にすすめたところ、
「お六櫛」と呼ばれるようになり、全国にその名が広まっていきました。

お六櫛は、今も木曽の地にて、ミネバリの木を使い、
卓越された職人さんたちの手によって作り続けられています。
その技法は昭和48年に長野県の「無形文化財」に選択され、
昭和57年には「長野県の伝統工芸品」に指定された名品であり、
信州木曽の特産品として高い評判を博しています。
 
 
展示会では、多くの方にご参加いただき、
お六櫛の歴史や魅力をはじめ、
木製品のもつ温かみや手への馴染みをご体験いただきまして、大きな反響をいただきました。

今回もまた、熟練の職人による高い技法・技術によって創られた
お六櫛をお楽しみいただく きっかけとなれば幸いです。
 
お六櫛は、店頭ならびにTADACHIYA オンラインショップにてご購入いただけます。
桐箱を使ったギフトボックスもご用意しておりますので、贈り物にもご利用くださいませ。