工芸の五月 お六櫛展
松本の工芸の五月がいよいよ始まります。
松本の街が工芸で賑わう素敵なイベントに、
今年はTADACHIYAも参加させていただくことになりました。
昨年末に、ご紹介頂いた木櫛作家さんとの出逢いにより、
化粧生活をより楽しくなる、本物の化粧道具を展示していただく運びとなったのは・・・
「木曽のお六櫛」
田立屋は、初代が木曽の田立村から松本の地へ移住し創業していますので、
木曽の伝統工芸の素晴らしさをお伝えする機会を得ることができたことにも、とても感慨深い思いです。
木櫛作家さんは、へんみ櫛店 逸見英隆(へんみ ひでたか)さん。
木祖村お六櫛組合に所属され、
お六櫛の職人として松本市梓川にご自身のアトリエを構え櫛の製作をされています。
今年2月に打ち合わせを兼ねて、アトリエにお邪魔させて頂きました。
一つの櫛が仕上がるまでの工程を教えていただき、とても繊細な技術に心うたれました。
櫛の形になる前の木の板から、歯の部分を均一に手で削っていくところです。↑
一つ一つの道具選び、そして道具の使い分けにより仕上がりが変わるんです。↓
逸見さんの製作されたお六櫛の展示会が TADACHIYA 2Fで始まります。
お六櫛の歴史、出来上がる工程の展示もあり、伝統工芸を知って頂けます。
そして、実際に櫛の良さを体感頂けるスペースもご用意しています。
木のぬくもりが伝わる素晴らしい展示会、
ぜひご覧頂けたらと思いますので、ぜひお出かけください。
日程はこちら↓
5月7日(土)・8日(日)には、逸見さんが実際お六櫛手挽きの実演をして下さいます。